
| 週刊三軒茶屋 第52号 著作:フジモリ 公開日:2005/04/30 「動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会」 講談社現代新書 |
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哲学および表象文化論専攻の批評家によるオタク論。現代のオタクは萌え要素をデータベース化し、それに「動物的」に反応しているという論です。前述した大塚英志「定本 物語消費論」を踏まえているが、いかんせん「オタク」に対する知識に偏りがあり、突っ込みどころ満載の本となっています。 例えば、「80年代を代表するコミック作家やアニメ作家は何人でも上げることはできるが、90年代を代表する作家となるとちょっと困ってしまう、(中略)90年代を代表する萌え要素ならば、多少詳しい消費者ならいくらでも挙げられるはずだ。」(p89)とあるが、いや、「ONEPIECE」も「エヴァンゲリオン」も90年代なんですけど。それこそ、「多少詳しい消費者」ならいくらでも挙げるれると思うのですが。 東浩紀によればオタクとは「『デ・ジ・キャラット』に萌え、『コズミック』を読み、『Air』に泣いている」(p128)とのことで、その論旨からするとフジモリはオタクではないので安心しました(笑)。 全は全、一は一。データベースという考え方は面白いと思うが、記号のみでは萌えは語れないという意味で逆に参考になりました。まあ、そもそもこの本では「萌え」の定義すら語られていないのですが。。。 |
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…目次… 【特集】萌えとは何ぞや?(その1) 【特集】萌えとは何ぞや?(その2) 【特集】萌えとは何ぞや?(その3) 【特集】萌えとは何ぞや?(その4) 【特集】萌えとは何ぞや?(その5) 三軒茶屋実験室 〜萌えデータベース〜 |
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