週刊三軒茶屋 第38号 著作:たけい 公開日:2004/11/29

JAVAアプリケーションを作ってみよう(2)

今回は、JAVAアプリケーションの開発ツールである「Processing」のプログラミングモードについて記載します。「Processing」ってなに?って方はこちらを参照して下さい。

<プログラミングモード>

Processingは以下の3つのモードでプログラミングが可能です。

 ・Static Mode
 ・Continuous Mode
 ・Java Mode

各モードの説明は以下を参照して下さい。

<Static Mode>

このモードは至ってシンプルです。プログラムは1行目から順に最終行まで実行されます。抜け出せないループを作成しない限り(脱出条件のないwhile文など)最終行の実行後、プログラムは停止します。

例えば、

size(190,190);
background(200);
fill(0,0,255);
rect(20,20,50,50);
rect(70,70,50,50);
rect(120,120,50,50) ;

を実行すると、プログラムの行番通りに

 1.アプレットのディスプレイウィンドウのサイズを指定する。
 2.1で指定したウィンドウの背景色を決定する。
 3.次に描く図の色を指定する。
 4.3で指定した色でウィンドウに四角形を表示する。
 5.3で指定した色でウィンドウに四角形を表示する。
 6.3で指定した色でウィンドウに四角形を表示する。

と処理が行われます。最終行の実行が終るとプログラムは停止します。


<Continuous Mode>

このモードは動きのあるアプリを作成したい場合に使用します。
アクティブモードは、

 ・setup()
 ・loop()

の2つのストラクチャで構成します。プログラムを実行すると、setup()内に書かれた内容が一度だけ実行されます。その後、loop()内に書かれた内容をプログラムを停止させるまで永遠に実行し続けます。
基本的に、

 1.setup()内に初期設定を記述
 2.1で設定した内容で、loop()内に実行したい内容を記述

という手順になります。
先ほどのStatic Modeの例をContinuous Modeで書くと、

void setup(){
 size(190,190);
 background(200);
}
void loop(){
 fill(0,0,255);
 rect(20,20,50,50);
 rect(70,70,50,50);
 rect(120,120,50,50);
}

となります。では実行結果を見てみましょう。


お気づきの通り、Static Modeと同じ結果になります。ただし、意味合いが異なります。Static Modeでは四角形を描いた後、プログラムが停止していますが、Continuous Modeではプログラムは停止していません。つまり、同じ画像を永遠に上書きしている処理になります。

次回は、このモードでのプログラミングの詳細です。いよいよ動きのあるアプリケーションを作成します。

<Java Mode>

このモードは、JAVA言語との親和性をとるモードです。「Processing」は、BAppletクラスの派生クラスを使用して設計していることを実感するモードです。このツールは、BAppletクラスの持つ豊富なメソッドを使用することで、比較的簡単にJAVAアプリケーションが設計できるのです。下記の記述の場合のapplet名は当然Testです。

public class Test extends BApplet{

 void setup(){
  size(190,190);
  background(200);
 }
 void loop(){
  fill(0,0,255);
  rect(20,20,50,50);
  rect(70,70,50,50);
  rect(120,120,50,50);
 }
}

実行結果はContinuous Modeの記述と変わりません。記述内容が同じなので同然ですね。




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