週刊三軒茶屋 第30号 著作:アイヨシ 公開日:2004/07/23

『トリビアの泉』に投稿してみました。

 『トリビアの泉』といえば、フジテレビ系で水曜21:00から放送している番組で、無駄知識を品評して楽しむ番組です。深夜からゴールデンになって少し面白くなくなったなぁ、と思いつつも、結構見てしまってます(笑)。
 そんな『トリビアの泉』ですが、読書してて激しく「へぇ〜」と思ったネタがあったので、ネットで投稿してみました(ちなみに、ペンネームは「さんちゃ」)。
 ネタは…

 冷たい水よりも、温かい水の方が、早く凍る。

 ホントいいますと、「へぇ〜」というより「えーっ!?」って感じで、ちょっとビックリして信じられませんでした。
 いや、今でも自分で実験したわけではないので確証をもっているわけではないのです。実験したいとは思うのですが、家庭用の冷凍庫だと正確な温度が測れませんし、冷気のあたる場所なんかもハッキリしません。ちゃんとした設備がないと実証できないのですが、でもそうらしいのです。
 もっとも、温かい水の方が早く凍るからといって、0.1℃の水より99℃の水の方が早く凍るというわけではありません。
 上記のネタは、『つかぬことをうかがいますが… 科学者も思わず苦笑した102の質問』(ニュー・サイエンティスト編集部[編]/金子浩[訳] ハヤカワ文庫)のp128以下に書いてあったのですが、それによりますと、約5℃の水よりも約35℃の水の方が早く凍るらしいのです。
 う〜ん。信じられません。でも、そうらしいのです。もっとも、詳しいことはこの本にも記されてませんし、それどころかどうしてそうなるのかという理由すらもハッキリとされてません。
 本書によりますと、このような現象が起こる理由として以下のようなものが考えられるらしいです。

(1) 製氷皿を霜または氷の上に置いた場合、水温が高いと製氷皿の置かれた霜(氷)の表面が溶け、製氷皿と冷凍庫の面との熱伝導が大幅に向上するから。
 この説ですと、製氷皿を置く位置の条件が非常に重要だといえます。

(2) 対流のせい。つまり、冷たい水だと表面はすぐに凍るけど中心が凍るのに時間がかかるのに対し、温かい水だと、対流により均一に冷えるため、結果的に早く氷ができることになるから。
 この場合、「凍る」という定義を「氷ができること」としなければ正確ではないでしょうね。なぜなら、表面が凍るのだって、凍ったことには間違いないわけですからね。

(3) 熱することによって、水に溶解していた氷晶の成長を阻害する気体(酸素とか窒素)が抜けるから。
 これはそのとおりだと思いますが、成分的に等しい水で温度を変えたらどうなるかの答えにはなってませんね。

 こんな感じなのですが、統一的な見解は示されてません。他にも、水はさまざまな温度で凍るのだから、温かい水が冷え切る前に凍っても不思議ではない、なんてことも書かれていますが、そんなこと言われてもますます混乱するだけです(笑)。
 結局のところよくわかりませんし、自分で検証したわけでもないので、投稿するのはちょっと気が引けたのですが、「へぇ〜」と思ったのは事実ですし、採用されれば詳しいことを知ることができるかも知れないと思って投稿しました。
 もっとも、考えようによってはとても使える知識なので、”無駄知識”と呼べるのか微妙ですし、採用されないかもしれません。
 科学的なことをキチンと知りたいのであれば『所さんの目がテン!』あたりにでも投稿した方が良かったのかもしれませんが、それじゃ粗品がもらえませんからね(笑)。



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