
| 週刊三軒茶屋 第29号 著作:たけい 公開日:2004/06/25 補助単位について、あれこれ |
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たけい 「今回は補助単位について語ろうと思う。今回もアシスタントは御影さんです。」 御影 「またあんたかいな。んでどんな話なん?」 たけい 「では、さっそく。御影さんの持っているパソコンのスペックを言って下さい。」 御影 「ん〜CPUが1.4G、メモリ512M、ハードディスクが80Gかな?」 たけい 「そうっ!それ。G(ギガ)M(メガ)が今回のテーマです。御影さんが『メガ』とか『ギガ』を始めて聞いたのっていつ?」 御影 「そやなあ。。。フレア〜、メガフレア〜、ギガフレア〜。とどめのテラフレア〜」 たけい 「そ、そうだね。でも一般的に広く知られるようになったのは、やっぱりパソコンがハイスペックになったからじゃないかな?」 御影 「確かにそやなぁ。重さのグラムは、キログラム止まりでメガグラムとは聞かへんしなぁ」 たけい 「でしょ。長さのメートルだって、キロメートル止まり、走行距離1,000キロメートルとは言っても、1メガメートルとはなかなか言わないよね。んで、この補助単位なんだけど、SIによってこんな感じに定義されているんだ。 |
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たけい 「ねっ。でも、SI単位系って聞くとなんとなく『理工系』って感じがすると思う。だけど、より一般的にはこんな感じで補助単位は、ごく×2自然に使われているんだ。」 |
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御影 「これは知っとぉ!」 たけい 「必要に迫られて定義されたSI系(メガ,ギガ…)と違って、古くから使われているからね。こんな便利な補助単位があるものだからSI系がメジャにならないんだろうね。僕も含めて大抵の人は『ペンティアム1ギガヘルツ』より『ペンティアム10億ヘルツ』って聞いた方が、何となくすごいっ!て思うんじゃないかな?」 御影 「ふむ、ふむ。んでオチは?」 たけい 「気が早いなあ。では、常識的に考えて一番大きい数って何だと思う?」 御影 「そりゃこの話の流れから、無量大数やろ?」 たけい 「その無量大数は、諸説あるらしいけど大きさは1068って定義されているんだ。だけど、物理的には、エディントン数 (Eddington Number)ってのがあって、大きさは136×2256(≒1.575×1079)。 Eddingtonは、これが『全宇宙に存在する陽子の数』であるとしたんだ。物理的な意味を持つ定数の中では最大級だね。 そして、見ても分かる通り、無量大数はこの値より小さくて、もし全宇宙に存在する陽子を『いち、に、さん・・・』て数えていくと数えられなくなるんだ。面白いでしょ。」 御影 「確かになぁ。『名を与える事で支配する』って意味では支配外って事になるなぁ。まあ、この場合『数』やけど…。数えられないって意味では一緒かな?」 たけい 「さすがですね。でもね、『千・万・億・兆・・・』の語源たる仏教はやっぱり深い! 大方広仏華厳経の巻第四十五、阿僧祇品第三十には那由他、阿僧祇、無量を含む巨大な数が述べられているんだ。 くわしくは下記の参考サイトを見て欲しいんだけど、 1028 那由他(なゆた) 1056 頻波羅(びんばら) 10112 矜羯羅(こんがら) ・・・ (かなり略) ・・・ 1018609191940988822220653298843924824064不可説不可説(ふかせつふかせつ) 1037218383881977644441306597687849648128不可説不可説転(ふかせつふかせつてん) これ最強(笑)」 御影 「そう言えば『聖闘士星矢』で京・垓・・・って逃げた一輝がシャカの手のひらの上だったてってネタがあったしなぁ。」 たけい 「ネタって言うと悪いけど、確かにスケールが違うね。どう?補助単位の世界って面白いでしょ。ためになった?」 御影 「ん?それはもちろん!<SUP></SUP>のタグを覚えたし。ほらっ、109フレア〜!1012フレア〜!」 たけい 「これだけ語って、そこかい!!」 |
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このコラムを書くきっかけを与えてくれたサイト群です。 無量大数の彼方へ ・・・不可説不可説転を知りました。世界観が変わります。 巨大数研究室 ・・・エディントン数,センティリオン,スキューズ数なんてマニアック! |
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