
| 『オリンピック』 著作:アイヨシ 公開日:2002/04/05 |
「やりました!!A国のN選手、世界新記録での金メダルです!国民の期待に応えての見事な金メダルです。それではさっそくインタビューしたいと思います。N選手、おめでとうございます」 「どうもありがとうございます」 「これまでの自己記録をはるかに上回る世界新記録での金メダルですが、勝因は何でしょうか?」 「やっぱり効果的なドーピングだと思います。おかげで無理なトレーニングで体を壊すことなくベストな状態で本番を迎えることができました。昨日は興奮して眠れませんでしたけどね」 |
(アイヨシのあとがき) もしかして問題作ですか?(笑) ドーピングと食事によるコンディショニングの違いなど、今となっては紙一重のように思います。確かに、薬の種類によっては極度に身体に負荷をかけ、命にかかわるようなものもあります。また、興奮剤だって一歩間違えば麻薬のようなものですから、危ないかもしれません。しかし、健康を云々するのでしたら、一流選手のトレーニングも決して健康的ではなさそうですし(笑)。 ですから、ドーピング禁止を解除するかわりにトレーニングの過程で使用した薬物の種類を申告することを義務付け(虚偽報告は罰則あり)、その薬に選手の健康への危険性が認められる場合には警告を与え、それを公表することによって、間接的に違法なドーピングを抑制していく方向に持っていったら良いのでは?と、個人的には思います。商業主義のオリンピックの下ではこれも難しそうですが…。 最近では遺伝子ドーピングなどという技術も開発されてきているようですし、ここまできたら、あとは生物学的な意味で人間をやめる、あるいは"突破"する、しかないかもしれません。 …などと、ちょっと暴走してみましたが、スポーツ自体は好き(特にサッカー)なので、科学の進歩と上手に折り合いをつけながらやっていって欲しいと思います。 |
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