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●「七姫物語」用語メモ(途中)

 なかなか続きが刊行されないので、いろいろと忘れちゃいます。そんな意味もあってメモメモ(笑)。
 まだまだ未完成の箇所もありますが、判明次第随時追加していきます。



●東和と各都市の位置関係

 東和と称される世界は、それほど大きくもなく、小さくもない。
 大陸と称される大地も、どの程度大きいのか定かでない時代の、東の端に突き出た領域。
 北東から南西に流れるなだらかな東海岸の半ほど、東と南へ尖った角を持つ、半島と呼ぶには短めな形をした土地。
 山脈と海で囲まれて、中原と呼ばれる一大文化圏から、適度に離れた所。
 北が上の地図で見るならば、東和の平野部、真ん中辺りに一宮シンセンと称す都市がある。
 長く、東和の主軸であり続けた大都市。公称百万人の人口を抱える古都。
 その傍ら、やや東には二宮スズマ。
 東和第二位の都市にして、天下の副都を自認する産業都市。
 中心から少し距離を持って、南に二つの都市。
 北から南の端まで、東和中央を分断する大河の東側に五宮クラセ、六宮マキセの姉妹都市。
 大河の西側には、水運都市として栄えた四宮ツヅミが、川筋に寄り添うように鎮座。
 ツヅミから、さらに西、東和中心からは、西北に位置する都市が二つ。
 南寄りに、山地の中に生まれ、自主独立の気風高き都市を三宮ナツメ。
 西寄りには、中原と東和を分かつ山脈の峰に抱かれる地方都市。
 それが、東和第七に数えられる都市七宮カセン。
 これが、東和七宮の時代、誰もが良く知る世界のかたち。
(2巻p22〜23より)


●姫の順番と姫都市(姫のいる都市。小都)と姫
順番 姫都市
一宮(いちみや) シンセン 黒曜(こくよう)
二宮(にのみや) スズマ 翡翠(ひすい)
三宮(さんみや) ナツメ 常磐(ときわ)
四宮(しのみや) ツヅミ 琥珀(こはく)
五宮(いつみや) クラセ 浅黄(あさぎ)
六宮(むつみや) マキセ 萌葱(もえぎ)
七宮(ななみや) カセン 空澄(からすみ)
 クラセとマキセは双子都市。姫同士も実の姉妹(双子)。

●姫の名前と俗称と神事における称号。
姫名 俗称 称号
黒曜姫 星姫(ほしひめ)・黒姫(くろひめ)
翡翠姫 時姫(ときひめ)
常磐姫 永姫(ながひめ) 仙姫(やまひめ)
琥珀姫 華姫(はなひめ) 水姫(みなひめ)
浅黄姫 水姫(みずひめ)・双子姫(ふたごひめ)
萌葱姫 香姫(こうひめ)・双子姫(ふたごひめ)
空澄姫 空姫(そらひめ) 仙姫(やまひめ)
 俗称は、講談関係において姫の名前をそのまま使うと政治的にまずいという配慮から用いられるようになって、そこから一般に広まっていった。黒曜姫は黒姫の俗称が定着している(黒綾の服ばかり着てるから)が、それでは華がない・一宮シンセンに睨まれたくないという配慮から星姫が用いられることがある。双子姫は、浅黄・萌葱の両姫を指す。
 称号は、都市の守護姫となる契約の儀式に際しての神事において用いられる。特に根拠のない、強くはないが意識の底に根付いた自然への民間信仰。山脈から来る風の命たる精霊と挨拶をすれば仙姫(やまひめ)、川の命たる精霊と挨拶すれば水姫(みなひめ)と呼ばれる。空澄姫は西方山脈と、常磐姫は霊山シンヤと契約している。

●姫都市と七葉(ななよう:七つの都市の商業組合の俗称)
姫都市 七葉
一宮シンセン
二宮スズマ
三宮ナツメ
四宮ツヅミ シノギ調和党
五宮クラセ
六宮マキセ
七宮カセン

●月と東和詠み名(詠み枝葉、時言葉)
東和詠み名 備考
一月 命月(みことづき)
二月 雪終(ゆきおわり)
三月 息吹(いぶき)
四月 櫻帰(さくらがえり)
五月 緑渡(みどわたり)
六月 水面(みなも)
七月 空澄(からすみ) カラスミ(主人公の名)の由来
八月 高夏(たかなつ)
九月 早風(はやかぜ)
十月 名無(ななし)
十一月 雪祭(ゆきまつり)
十二月 終月(しまいづき)
 それは季節の名の一欠片。私が始まりに与えられ、受け入れた名。(1巻p234より)
 詠み名は正確には月日を示しはしない。人々は季節の移り変わりを感じたら月日よりも詠み名(気分とも言える)を優先して用いる。

●その他の用語メモ
真都同盟……二宮スズマの母体で、東和全体に広がる組織。

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